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サブトラクションクローニングによるミトコンドリア巨大化惹起遺伝子の単離・同定

研究課題

研究課題/領域番号 08670169
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 病体医化学
研究機関名古屋大学

研究代表者

若林 隆  名古屋大学, 医学部, 教授 (00079998)

研究分担者 小畑 秀一  名古屋大学, 医学部, 助手 (10204273)
研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1996年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワードミトコンドリア / 形態変化 / ヒドラジン / ラット / 肝臓
研究概要

本研究はミトコンドリアの形態変化、特に巨大化に関与する分子群を、分子生物学的方法論を用いて根こそぎ単離・同定することを目的としてきた。特に、酸性リン脂質合成に関与する酵素群及びその活性調節に関与する分子が、ミトコンドリア巨大化の鍵を握っていることを証明することに重点をおいてきた。本研究はミトコンドリアと核の間のクロストークを扱い、ヒドラジン投与による肝臓ミトコンドリアの巨大化という、申請者が長年にわたって確立してきたモデル実験系を用いてこれを解明する予備実験を行った。本研究により、肝ミトコンドリア巨大化を誘起する条件下でfatty desaturase(△9)の発現が起こっていることをRT-PCRにより確認することが出来た。今後は、(1)ミトコンドリア巨大化を引き起こす分子のクローニング、(2)mRNA発現量の解析、(3)培養細胞を用いた機能解析、等の実験を引き続き続行する。酸性リン脂質合成に関与する酵素群及びその活性調節に関与する分子が数多くクローニングされることが期待でき、アルコール肝障害をはじめとしたミトコンドリア巨大化を生じる様々な疾患の病態解明に大きな意識を持つ。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Matsuhashi,T.,KinRan,L.,et.al.: "Mechanism of the formation in the mouse liver induced by chloramphenicol." Toxicol.Lett.vol.86. 47-54 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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