研究課題/領域番号 |
08670341
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ウイルス学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
山下 泰央 名古屋大学, 医学部, 助手 (20273237)
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研究分担者 |
西山 幸廣 名古屋大学, 医学部, 教授 (60115615)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1996年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | Calnexin / Cytomegalovirus |
研究概要 |
ヒトサイトメガロウイルス糖蛋白質(gB)は105Kのnonglycosylatedの蛋白質として合成されるが合成と同時に小胞体内でN-linked oligosaccharideの付加を受け160Kのprecurso蛋白質となる。小胞体からゴルジ体へ輸送されるがゴルジ体でS-S結合でつながったgp55-116複合体へと内部切断をうける。我々はパルスチェイス実験により160KgB precursoが小胞体では膜結合シャペロンとして知られているcalnexinと一時的に結合していることを見いだした。その結合は合成直後が最大でhalf-time15分で解離する。又N-linked oligosaccharideはこの結合に重要である。さらに160KgB precursoは最初は還元型として合成され急速に酸化型へ変換する(half time18分)。両型ともcalnexinと結合できるが、還元型から酸化型への交換のkineticsはgB precursoとcalnexinの解離のkineticsと一致していた。
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