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分泌型カルシウム-DNA結合タンパク質:ヌクレオバインディンの機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 08670375
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 免疫学
研究機関藤田保健衛生大学

研究代表者

三浦 恵二  藤田保健衛生大学, 総合医科学研究所, 助手 (20199946)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1996年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードヌクレオバインディン / ジーンターゲッティング / トランスジェニック / カルシウム結合タンパク質 / DNA結合タンパク質
研究概要

ヌクレオバインディン トランスジェニックスマウスの作製
アクチンプロモーターを持ち、全身において強発現させるベクターpCXN2とメタロチオネインプロモーターを持ち重金属で発現誘導のかけられるベクターpMKの2種を用いた。マウスヌクレオバインディンcDNAを各ベクターに組み込み、マウス受精卵にインジェクション後、卵管内移植を行った。現在DNAを導入した卵より生まれたマウスが100匹ほどおり、今後尻尾よりDNAを抽出、サザンハイブリダイゼーションによりベクター導入の有無を確認後、臓器などの組織の変化等を観察する予定である。
ヌクレオバインディン ノックアウトマウスの解析
MRL/lprバックグラウンドのヌクレオバインディンノックアウトマウスとMRL/lprマウスの腫脹リンパ節からの粗抽出タンパク画分を、二次元電気泳動にかけたところ、ノックアウトマウスにおいて優位に増加している約43KDaのタンパクが見つかった。さらに同じ粗抽出タンパク画分を、ヌクレオバインディンを固相化したアフィニティーカラムにかけたところ、同様に43KDaのタンパクが高濃度に精製されることがわかった。150mMNaClで結合し、500mMではずれてくるこのタンパクの実体を知るべく、配列決定を試みたが、N末端はブロックされ検出できなかった。そこで現在V8プロテアーゼ、あるいは臭化シアンで部分分解を行い、その断片の配列を決定しようとしている。
一方MRL/lprバックグラウンドノックアウトマウスは、血管炎、半月形成型糸球体腎炎を高頻度で発症するが、原因は今のところ不明である。しかし、戻し交配も5代目となりバックグラウンドが90%はそろってきた状況において、高頻度に血管炎を起こすことが確認できたことは、モデルマウスの確立ができたものと考えており、今後も戻し交配を進める予定である。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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