研究課題/領域番号 |
08670446
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 北海道大学 (1997) 札幌医科大学 (1996) |
研究代表者 |
岸 玲子 北海道大学, 医学部, 教授 (80112449)
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研究分担者 |
橋本 伸也 札幌医科大学, 保険医療学部, 助教授 (50164794)
笹谷 春美 北海道教育大学, 教授 (00113564)
三宅 浩次 札幌医科大学, 医学部, 教授 (20045363)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1997年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1996年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 高齢者 / 地域 / サポート / ネットワーク / 健康 / 追跡調査 / コホート / ADL |
研究概要 |
札幌市、夕張市、鷹栖町の3地域で、対象者全員(約1800名)に対して2回目の社会学的ならびに医学的な横断調査を実施した。要約すると、年齢が上がると主に、白内障、心臓疾患、静脈瘤などの有病率が増加した。痴呆やADLの低下の割合も数%上昇した。健康状態と医療機関への通院状況を家族類型別に比較すると、男女とも「一人暮らし」が多かった。ストレスフル・ライフ・イヴェントも、男女ともに「一人暮らし」では他の家族類型に比べ、「経済状況の悪化」、「友人の死亡」、「意に反して住居を変わらざるをえなかった」「自信の健康の悪化」「配偶者の死亡」などをあげるものが多かった。しかし、相談サポート、介護サポートともに、特徴だったのは、家族サポートのうち年齢とともに、配偶者サポートや親戚サポートは減少したが、娘や息子などのサポートは増加し、かつ民生委員、町内役員や、保健婦やヘルパーなど準公的あるいは、公的な保険福祉畑からのサポートが、漸増した。 3地域〔札幌市(中央区・北区)、夕張市、鷹栖町〕の高齢者の検診受診行動と関連するソーシャルサポート・ネットワークおよび他の要因の状況を調査した。検診受診群・非受診群間で以下の主な項目で有意差が得られた。 さらに、次代のソーシャルサポートが期待される高校生を対象として、高齢者や障害者に対する援助志向、共生感を把握するために、調査を行った。
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