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ヒトマスト細胞・好塩基球におけるサイトカイン産生とその制御

研究課題

研究課題/領域番号 08670655
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 呼吸器内科学
研究機関東京大学

研究代表者

高石 敏昭 (高石 敏明)  東大, 医学部附属病院, 助手 (40154736)

研究分担者 石井 彰  東京大学, 医学部・附属病院, 助手 (30272553)
平井 浩一  東京大学, 医学部・附属病院, 助手 (10156630)
研究期間 (年度) 1996 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1996年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードヒトマスト細胞 / ヒスタミン遊離 / ケモカイン
研究概要

Iヒト培養マスト細胞株の確立
ヒト培養マスト細胞株を次の方法により作製した。
i)ヘパリン加臍帯血(15ml)をMg^<2+>,Ca^<2+>フリーPBSにて約60mlに希釈した。
ii)LSM(Lymphocyte Separation Medium;比重=1.077,Organon Teknika)に重層(血液:LSM=1:2)した後、1500rpm,30min室温下で遠心分離した。
iii)血清をaspirateした後、単核細胞層を採取し、Mg^<2+>,Ca^<2+>フリーPBSで2回洗浄した後、MACSによりマスト前駆細胞の分離を行った。
iv)CD14-細胞のnegative selection、CD34+細胞のpositive selectionを行い、回収した細胞を培養液中に浮遊させた。培養液は5%Fetal Calf Serum,Stem Cell Factor(100ng/ml),IL-6(50ng/ml)を加えたMedia I(IBL)を使用した。
v)1週間毎に培養液の交換を行い、3ケ月間培養し、成熟した培養マスト細胞を得た。
IIケモカインによるヒト培養マスト細胞からのヒスタミン遊離についての検討
Iの方法により得られた成熟したヒト培養マスト細胞をIgEにて一晩感作した後、IL-8,eotaxin,RANTES,MIP-1α,MCP-1,MCP-3などのケモカインと一定時間反応させて、ヒスタミン遊離を測定した。また、ケモカインと反応させた後、抗IgE抗体で刺激し、ヒスタミン遊離を測定した。ケモカイン単独ではマスト細胞からのヒスタミン遊離は見られず、いずれのケモカインも抗IgE抗体により引き起こされたヒスタミン遊離に対しプライミング作用を示さなかった。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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