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EBウイルス感染によるBリンパ球のCD4発現に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08670844
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 小児科学
研究機関北海道大学

研究代表者

菊田 英明 (菊田 秀明)  北海道大学, 医学部, 助教授 (30271654)

研究分担者 岡野 素彦  北海道大学, 医学部・附属病院, 助手 (50261300)
研究期間 (年度) 1996 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワードEBウイルス / CD4 / HHV-6 / HIV-1 / ケモカイン / HIV
研究概要

1.ヒト抹消単核球にB95-8EBウイルス(EBV)を感染させ、15種のEBV感染Bリンパ芽球株(LCL)を樹立した。樹立された15個のLCLのCD4陽性細胞をflow cytometryで検索した結果,CD4陽性率は0%-50%まで様々であった。また、CD4のmRNAの発現はRT-PCR法で確認した。このことから、EBVはBリンパ球に本来発現してないCD4を発現させることが示された。また、CD4陽性細胞の多い細胞株を得る為,Beadsで陽性細胞の多い(90%)LCLを得た。
2.HHV-6をCD4の多くの発現している(90%)LCLに感染させ、経時的にHHV-6抗原の検出を蛍光抗体間接法で、培養上清中のHHV-6DNAをPCR法で検索したが,HHV-6抗原の発現、ウイルス産生はみられなく、LCLのCD4は、HHV-6のレセプターとして働かないことが示された。
3.T cell t-ropicHIV-1(SF33)をCD4の陽性率の異なる3種の(0%、40%、90%)LCLに感染させ、培養上清中のHIV-1p24抗原を経時的に測定した結果,全てのLCLにHIV-1の感染が同様に成立したことが示された。このことは、HIV-1のLCLへの感染はCD4に依存しないことが示された。
4.HIVのコレセプターであるCCR5,CXCR4などのケモカインレセプターの発現を,RT-PCR法で検索したが、LCLには発現していなかった。

報告書

(3件)
  • 1997 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1996 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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