研究課題/領域番号 |
08670974
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
田中 洋一 長崎大学, 医学部, 講師 (20231417)
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研究分担者 |
竹中 基 長崎大学, 医学部, 助手 (30281207)
山本 憲嗣 長崎大学, 医学部・附属病院, 助手 (90240093)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1997年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1996年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | gut / food allergy / eosinophil / IL-5 / chemokine / ovalbumin / eosonighil / in situ hybridization |
研究概要 |
平成8年度までに、PCAで平均640倍のOVA(オボアルブミン)特異的IgE抗体の上昇を誘導したOVA腹腔感作Balb/cマウスにOVAまたはコントロールとしてPBSを経口投与させた系において以下の結果を得ている。 1.OVA抗原特異的に6時間をピークとする腸管の好酸球浸潤がみられた。2.好酸球浸潤はOVA経口チャレンジ30分前に抗IL-Sモノクロナール抗体を腹腔に投与することによって有意に抑制された。3.in situ hybridization(ISH)によりlamina propriaにIL-5 mRNA陽性細胞がみられた。 平成9年度は好酸球遊走能のあるIL-5、RANTES、eotaxinの腸管局所におけるmRNA発現、好酸球遊走に関与のあるとされるICAM-1、VCAM-1の腸管におけるmRNA発現をRT-PCRで検討した。OVA経口投与前、3時間後、6時間後、12時間後、24時間後にduodenumを生検後、RNAを抽出しRT-PCRを行った。IL-5は3時間後をピークとする抗原特異的なmRNA発現を認めた。RANTESは全経過中発現がみられたが、抗原特異的ではなかった。eotaxinは皮膚の遅発型反応の系では発現みられたが、この腸管の系では全経過中、発現はみられなかった。ICAM-1、VCAM-1はOVA経口投与6時間後に発現がみられた。以上の結果より、この系においてはIL-5が好酸球浸潤において重要な働きをしていることが考えられた。
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