研究課題/領域番号 |
08671200
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内分泌・代謝学
|
研究機関 | 国立小児病院 |
研究代表者 |
勝又 規行 国立小児病院, 小児医療研究センター・内分泌代謝研究部・代謝研究室長 (10260340)
|
研究期間 (年度) |
1996
|
研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
|
配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1996年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
|
キーワード | Peptide 23 / PAP / 膵内分泌細胞 |
研究概要 |
新しいヒトPeptide 23/PAPファミリーペプチドのcDNAを単離するために、すでにわれわれがクローニングしたラットPeptide 23/PAP cDNAをプローブとして、ヒト膵ランゲルハンス氏島λgtll cDNAライブラリーをスクリーニングし、4個の陽性のクローンを得た。陽性のクローンを純化、増幅した後に、インサートを切り出し、pVZ-1プラスミドにサブクローニングした。サブクローニングしたプラスミドを増幅、精製し、制限酵素地図の作成、塩基配列の決定を行った。 制限酵素地図を作成した結果、4個のクローンは同一の塩基配列を含むと予想された。 4個のクローンのうち2個のクローンの全塩基配列を決定した。両クローンは5'末端および蛋白コード領域の1塩基を除き、同一の塩基配列を有していた。 これらのクローンによりコードされる蛋白は175個のアミノ酸からなると予測された。そのN末端側の26個のアミノ酸は疎水性で、シグナルペプチドと考えられた。成熟蛋白は149個のアミノ酸からなると考えられた。この蛋白はラットPeptide 23/PAPおよびヒトPAPとはそれぞれ66%、85%の相同性を示した。したがって、この蛋白は新しいヒトPeptide 23/PAPファミリーのペプチドであり、膵内分泌細胞で発現していると考えられた。 これらのクローンを用いて、マウスPeptide 23/PAPファミリーのcDNA、ゲノムDNAを単離する予定である。
|