研究課題/領域番号 |
08671237
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
東 博之 徳島大学, 医学部・附属病院, 助手 (10241275)
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研究分担者 |
重清 俊雄 徳島大学, 医学部・附属病院, 講師 (50162582)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1996年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | リポプロテイン(a) / アポリポプロテイン(a) / 高脂血症 / 転写活性 / IL-6 / ATRA |
研究概要 |
リポプロテイン(a)[Lp(a)]の血中濃度の増加は動脈硬化発症の独立した危険因子であり、その血中濃度は主に肝でのアポプロテイン(a)[apo(a)]産生量に依存している。しかし血中Lp(a)を特異的にかつ十分に低下させうる薬剤は少ない。我々は、in vitroでapo(a)遺伝子のプロモーター領域を有するルシフェラーゼレポータープラスミドを作製し、apo(a)の転写活性に影響を及ぼす薬剤、または生理活性物質をスクリーニングした。さらにin vivoでのLp(a)濃度に及ぼす効果についても検討した。apo(a)遺伝子プロモーター領域の-4番から-444番をPCR法で増幅し、Hind III/Xho Iで切断後、pBS/KSのHind III/Xho I部位に挿入した。さらにSma I/Xho Iで切断後、ルシフェラーゼレポーターであるpGL2/Basic(Promega社)のSma I/Xho I部位に挿入しapo(a)の転写解析プススミドを作製した(pGL2/apo/-444)。HepG2細胞を用い、pGL2/Basic及びpGl2/apo/-444プラスミドをトランスフェクション後、各種薬剤を加え、さらに48時間培養した。ルシフェラーゼ活性は1253ルミノメーター(Bio-Orbit社)で測定した。All-trans-retinoic acid(ATRA)とinterleukin-6はapo(a)遺伝子のプロモーターの転写活性をそれぞれ2.1倍、2.5倍増加させたが、danazolはその活性を24%低下させた。Triiodothyronineは影響を与えなかった。急性前骨髄性白血病患者2例の血清Lp(a)濃度はATRAを用いた分化療法により、最高2.7倍及び3.2倍それぞれ増加した。
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