研究課題/領域番号 |
08671250
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
|
研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
畠 清彦 自治医科大学, 医学部, 助教授 (80192699)
|
研究分担者 |
冨塚 浩 (富塚 浩) 自治医科大学, 医学部, 講師 (00285785)
照井 康仁 自治医科大学, 医学部, 講師 (10285786)
大月 哲也 自治医科大学, 医学部, 講師 (60275691)
星野 充明 自治医科大学, 医学部, 助手 (70275692)
角田 純一 自治医科大学, 医学部, 助手 (20245054)
|
研究期間 (年度) |
1996 – 1998
|
研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
|
配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
|
キーワード | アポトーシス / FAP-1 / T細胞性白血病 / Fasリガンド / Fas / シグナル伝達 / HIV |
研究概要 |
FAP-1(Fas-Associated Protein-1)は細胞死に関係する遺伝子のひとつであるが、血液幹細胞の1分画であるCD34陽性細胞でさらに分化マーカーによって4つの細分画に分けて細胞を集め、遺伝子の発現を検討した。FAP-1は顆粒球/マクロファージコロニー、赤芽球コロニーでは発現に差違を認めなかった。FAP-1はT細胞のアポトーシスに関与しているので、T細胞性白血病のアポトーシスの機序をさらに検討した。3つの蛋白が精製でき、1つは内皮細胞由来インターロイキン8(IL-8Eと略す)であった。内皮細胞とT細胞性白血病との相互作用を観察したところ、IL-8Eが放出され、アポトーシスが誘導された。この作用機序を検討中である。Fasリガンドによるアポトーシスは、T細胞が活性化されないと誘発されないことから、その作用機序としてFAP-1よりもFasリガンドに対するdecoy receptorの発現増強が関与している報告が出ており、検討が重要と考えられた。
|