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半月体性腎炎モデルにおけるCD8陽性リンパ球由来の糸球体傷害因子の同定

研究課題

研究課題/領域番号 08671279
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 腎臓内科学
研究機関新潟大学

研究代表者

川崎 克俊  新潟大学, 医学部, 講師 (20152944)

研究分担者 矢尾板 永信  新潟大学, 医学部, 助手 (00157950)
山本 格  新潟大学, 医学部, 助教授 (30092737)
木原 達  新潟大学, 医学部, 教授 (80018324)
研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1996年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード馬杉腎炎 / 半月体 / RNAse protection assay / パ-フォリン / グランザイム / PCR
研究概要

1.半月体性腎炎におけるパ-フォリンの発現
1)mRNAからの検討:a)anti-GBM seraを投与したWKYラットから糸球体を単離し、mRNAの抽出を行ない、パ-フォリンのcDNAを用いてRNase protection assayを行なった。腎炎惹起後、3日目をピークとしてパ-フォリンのメッセージの増強が観察された。b)メッセージ陽性細胞とCD8陽性細胞が一致するかどうかを検討した。メッセージ陽性細胞はCD8陽性リンパ球であった。C)anti-CD8 mAbでCD8陽性リンパ球を枯渇させて半月体性腎炎でのパ-フォリンの発現を調べた。CD8陽性細胞が枯渇するとパ-フォリンのメッセージは減少した。2)抗体による検討:a)腎炎でのパ-フォリン蛋白の発現を検討した。パ-フォリンは糸球体基底膜内側の浸潤細胞に一致して淡く顆粒状に染色された。恐らく浸潤CD8陽性リンパ球に一致した所見と思われる。b)in vivoにおける腎炎抑制効果:現在、in vivoにおける抑制効果を検討中である。
2.半月体性腎炎におけるグランザイムA,Bの発現について:グランザイムA,Bの発現をRNase protection assayで検討した。グランザイムAのメッセージの発現は半月体性腎炎の経過中で大きく変化することはなかった。グランザイムBの発現は3日と4日でPCRによりcDNAが検出された。以上より、この腎炎モデルではパ-フォリンの発現が腎炎の発症と大きく関与していることが推測された。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 藤中秀彦,他: "半月体形成性腎炎におけるパ-フォリンの発現" 日本腎臓学会誌. (印刷中). (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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