研究課題/領域番号 |
08671535
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
近藤 治郎 横浜市立大学, 医学部, 助教授 (00046038)
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研究分担者 |
磯田 晋 横浜市立大学, 医学部, 助手 (40254172)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1997年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1996年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 骨格筋 / 補助循環 / cardiomyoplasty |
研究概要 |
cardiomyoplastyにおける循環補助の機序の解明を目的に研究を進めてきた。着目したのはcardiomyoplastyで心を被覆する骨格筋を電気刺激するときの刺激様式による骨格筋の出力動態の変化である。電気的刺激の刺激周波数が骨格筋に与える影響が大きいと考えられるが、至適周波数を検討し、従来用いられてきた30Hz付近ではなく、20Hz付近に骨格筋が疲労することなく収縮し続ける至適周波数があることがわかってきた。現在までに臨床で用いられてきた電気刺激の周波数は過剰刺激であり、これが長期的な骨格筋出力の劣化や、骨格筋の脂肪変成といった問題を引き起こしてきた可能性が高い。cardiomyoplastyの機序としては、適切な電気的刺激と骨格筋の進展によって発生する持続的出力のもたらす心収縮仕事の代償とそれに伴う心酸素消費量の低減が心補助の機序として考えられることがわかってきた。
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