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ヒト骨髄中の骨原細胞の増殖骨形成機能解析とその臨床応用

研究課題

研究課題/領域番号 08671644
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 整形外科学
研究機関新潟大学

研究代表者

遠藤 直人  新潟大学, 医学部附属病院, 助手 (10251810)

研究分担者 高橋 栄明  新潟大学, 医学部, 教授 (50018397)
研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1996年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードヒト骨原細胞 / CFU-F / 骨形成 / BMP-2
研究概要

1本研究では骨髄中骨原細胞の分化,増殖機能および骨形成能を検討した.ヒト腸骨骨髄より穿刺・採取した骨髄細胞中骨原細胞をin viroで培養した。この細胞は培養と共にコロニー(CFU-F)を形成し,このうちアルカリフォスターゼ活性、石灰化などの骨芽細胞の形質を発現する骨原細胞と考えられた。各年代のヒト,75例より骨髄細胞を採取・培養し、アルカリフォスファターゼ陽性CFU-F細胞数,活性を検討した。骨原細胞(アルカリフォスファターゼ陽性CFU-F)の数は18歳までは非常に多数存在するが,18歳以降,急速にその数は減少し、以後加齢と共に緩やかに減少することが明らかとなった.このことは骨格の成長時期である10歳代での旺盛な骨形性能を説明するものと思われ,また高齢者においても骨形成能が保たれていることを示すものであると考えられた.と関連するものと考えられた。
2骨原細胞の骨形性能を高めるためBMP-2の効果を検討した。BMP-2はヒト腸骨より分離・培養したCFU-F細胞のアルカリフォスファターゼ活性を高めた。また人骨髄中骨原細胞がBMP-2を発現する事PCRで確認された.このことは、骨原細胞が自らBMP-2を発現し,オートクライン,パラクラインとして骨原細胞の分化に影響を与えている可能性をしさするものである.BMP-2は有力な分化促進因子として応用できうる可能性が考えられた。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 遠藤直人: "ヒト腸骨骨髄中骨原細胞の特徴と分化に及ぼすBMPの影響" 日本生体電気刺激研究会誌. 10. 23-25 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] ENDO.N.: "Human osteoprogenitor cells express BMP1-6 and its differentiation is stimulated by BMP-2" Journal of Bone and Mineral Research. 11. S257- (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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