研究課題/領域番号 |
08671680
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
格谷 義徳 大阪市立大学, 医学部, 講師 (20204521)
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研究分担者 |
油谷 安孝 大阪市立大学, 医学部, 助教授 (90200873)
大橋 弘嗣 大阪市立大学, 医学部, 助手 (70254406)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 骨吸収 / オステオライシス / 人工関節 / 破骨細胞 / マクロファージ / 慢性関節リウマチ / 骨腫瘍 / Wear particles |
研究概要 |
人工関節置換術後の弛み、慢性関節リウマチにおける関節周囲への病的滑膜の骨への浸潤などの際の病的な骨吸収課程の細胞学的機序の検討を行った。 骨組織を含む硬組織を大型のクリオスタットを用いて凍結切片を作製して病的骨吸収の部位を検索した。この方法により骨表面における細胞を各種モノクローナル抗体やマーカーを用いて染色する事が出来、より詳細な細胞の分類が可能になった。さらにラベルされた細胞を骨形態計測の手法を用いて計測し、各種病態における差異を定量的に分析した。その結果、特に人工関節の弛みの過程においては、一般に信じられてきた破骨細胞よりも生体材料から生じた磨耗片に反応して増殖したマクロファージ、或いは異物巨細胞が骨吸収に関してより重要な働きをする事を実証した。この研究により人工関節の弛みにおいて骨吸収の主役をなす細胞の種類その分布が明らかになり、それに基づいて人工関節周囲の骨吸収予防及び治療法の検討の基礎資料が得られたと考えている。
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