研究課題/領域番号 |
08672035
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 東海大学 (1997-1998) 東京歯科大学 (1996) |
研究代表者 |
小野 眞史 東海大学, 医学部, 講師 (80204254)
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研究分担者 |
坪田 一男 東京歯科大学, 歯学部, 教授 (40163878)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1996年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 涙腺移植 / ドライアイ / シェーグレン症候群 / lactoferrin / lactoferin / 涙液蛋白 / ラクトフェリン / シェ-グレン症候群 / 涙腺 / 移植 / 涙液 |
研究概要 |
本研究は、涙腺破壊を生じたシェーグレン症候群を含む重症ドライアイの治療に対する涙腺移植術の可能性を知る上での基礎実験であり、移植片の自己組織内での生着、機能の観察および手術手技の確立を目標として行った。しかしながら実験動物における移植片の自己組織内での生着手術手技が確立できず、移植涙腺の状態、機能評価は施行できなかった。 涙腺機能評価のための涙液、涙腺内蛋白の存在の確認実験においては、抗ヒトlactoferrin抗体による評価法を確立するため、さらに蛋白濃度の低いと思われるヒトシェーグレン症候群患者における同抗体によるヒト涙腺材料における反応性を評価し、ヒトシェーグレン症候群涙腺での同抗体の反応性は良好であった。涙液内lactoferrin濃度測定を、同抗体を用いたラクトプレート(JDC社製)により測定し、涙腺内での涙腺機能蛋白の存在と分泌涙液中の涙液蛋白の関係を評価することができた。従来より知られていたように、涙液lactoferrin量は重症ドライアイであるシェーグレン症候群において明らかな減少を認め、ドライアイにおける涙腺機能評価に適していることが再確認された。一方、涙腺内ではこのlactoferrin蛋白の合成はシェーグレン症候群涙腺内においても残存する腺房および導管上皮細胞内に高濃度に存在し、蛋白合成障害では無く、ある種の分泌障害が生じている可能性が示唆され、シェーグレン症候群における重症ドライアイにおける涙腺の機能評価の蛋白として、合成、分泌といった涙腺上皮細胞内におけるさらに詳細な機能異常を評価できる可能性が示唆された。
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