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咬合接触が咀嚼筋筋活動協調性と顎運動に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 08672227
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 補綴理工系歯学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

岡部 良博  東京医科歯科大学, 歯学部, 講師 (30194385)

研究期間 (年度) 1996 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1996年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード画鋲型双極針電極 / 刺入方向指示装置 / 内側翼突筋 / 筋電図
研究概要

咬合支持域とガイドの変化による咀嚼筋活動と顎運動への影響を調べることにより咬合が顎機能異常にどのように関与するかを具体的に解明することである。
平成8年度における研究目標は,咬合支持域の相違が閉口筋群(内側翼突筋,咬筋,側頭筋)の生体力学的バランスに与える影響を調べることである。先ず,上記の筋群の中でも活動の導出が困難な内側翼突筋について活動を導出するために電極の試作,改良と導出部位活動に再現性を与えるため電極刺入装置の開発を行ない,実用化に至った。試作双極針電極(短径0.25mm長径0.47mm)は針麻酔針を使用することで簡便に製作が可能であり,画鋲型としたことで刺入時の操作性に優れている。さらに,筋内部からの筋活動導出電位記録は安定したものであった。刺入方向指示装置により内側翼突筋の起始部の位置を口腔と関係づけることが可能になり,術者の経験を必要とせず,確実に電極を内側翼突筋の定位置に到達させることを可能にした。
現在、咬合支持部位の違いが,閉口筋群の活動バランスに与える影響を調査中である。途中経過であるが,咬合支持部位を変化させると,内側翼突筋の活動は他の閉口筋と異なり,独特な活動を示すことが明らかになっている。
以上の成果は,第94,96回日本補綴歯科学会学術大会で報告,補綴誌(40:933-939,1996)に発表した。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 岡部良博: "内側翼突筋に関する筋電図学的検討第二報咬合支持部位の相違が閉口筋に及ぼす影響" 補綴誌. 40/96回特別号. 154 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 岡部良博: "内側翼突筋に関する筋電図学的検討第一報試作双極針電極と刺入方向指示装置" 補綴誌. 40・5. 933-939 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 岡部良博: "顎機能異常とスプリント療法 その調製と問題点--補綴学的見地から" 歯科評論. 650. 177-190 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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