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三次元多点動作解析システムを用いた構音時の口腔周囲組織の運動計測

研究課題

研究課題/領域番号 08672253
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 補綴理工系歯学
研究機関昭和大学

研究代表者

金 修澤  昭和大学, 歯学部, 講師 (00205048)

研究期間 (年度) 1996 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1996年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード調音運動 / 顔面上皮膚上標点 / 運動経路 / 赤外線高速度カメラ / 子音 / DSP Sona-Graph / オートトラッキング / モーションキャプチャーシステム / 咬合改善 / 調音動作 / 口腔運動 / 代謝的運動 / 機能改善 / 機能回復 / 機能改善効果 / 口腔周囲軟組織 / 代償的運動
研究概要

調音運動では口腔周囲軟組織の活動が重要であるため,機能回復には,咬合の改善のみならず補綴装置による口唇,頬の支持も配慮しなければならない。そのため、顔面皮膚上と切歯点の標点の運動を音声と同時記録し、子音発音前後を含む全運動経路を3次元解析し、比較検討を行った.
1. 正常有歯顎者(同意を得た者)の発音連動時の口腔およひ皮膚上標点と下顎切歯を6台の赤外線高速度カメラ(60Hz Video Camera Units)で6方向から投影し,同時に音声をマイクから入力し,データステーション(VICON370 Data Station)へビデオデータおよひアナログデータとして収集した。2.収集されたデータは,ワークステーション(PS/V Mcdel 2411)へ転送立体構築し、ビテオデータとしてハードディスクに保存する。録音したデジタルオーデオテープの出力をDSP Sona-Graph500(KAY社製)に導入してリアルタイムの声門を表示させ、,また音声のアナログデータからTime-Waveのグラフを表示し,画面上で各音の子音発音時点を規定した。
2. 標点をオートトラッキングによって自動追尾し、記録したビデオデータを3次元解析ソフトウエアVICON370 Ver.B-1.2betal(OXFOD METRICS社製)に導入し、計測区分開始点から終了点までの移動距離累計(TL)と直線距離(SL)の比:迂回度(T/S),立体方向変更角度(TH),経路を含む直方体の体積:立体移動範囲(Cub)などの項目について解析を行った.
3. モーションキャプチャーシステムに仮想点挿入プログラムを導入し,咀嚼,調音運動時の顆頭,オトガイ,歯列などの下顎骨上の仮想点と皮膚上標点の運動経路の比較を試み、,システムの精度検定を行った。

報告書

(4件)
  • 1998 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1997 実績報告書
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (14件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (14件)

  • [文献書誌] 下平 修: "下顎および手指の音刺激に対応するタッピング運動の解析 : 無歯顎者と有歯顎者の比較" 日本補綴歯科学会雑誌. 42巻1号. 20-29 (1998)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Osamu Shimodaira, Kensuke Ymagata, Toshihiro Shimizu and Shutaku Kim: "Comparison of Orofacial and Hand-Tapping Movements in Edentulous and Normal Dentulous Subjects." J Jpn Prosthodont Soc. 42 (1). 20-29 (1998)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 山縣徹哉: "モーション・キャプチャーによる口腔・顔面の調音運動の3次元解析" 日本補綴歯科学会雑誌. 40巻95回特別号. 90 (1996)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 山縣徹哉: "モーション・キャプチャーによる有歯顎者の調音運動解析" 昭和歯学会雑誌. 16巻4号. 474 (1996)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 山縣徹哉: "モーション・キャプチャーによる調音時の口腔・顔面運動の比較:咬合改善改善症例について" 昭和歯学会雑誌. 17巻4号. 432 (1997)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 下平 修: "下顎および手指の音刺激に対応するタッピング運動の解析:無歯顎者と有歯顎者の比較" 日本補綴歯科学会雑誌. 42巻1号. 20-29 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 張 仁彦: "3次元多点動作解析システム(VICON370)よる口腔運動の計測その1.調音運動" 日本補綴歯学会雑誌. 39 93特別. 110 (1995)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 張 仁彦: "多点動作解析システムよる口腔運動の計測" 日本補綴歯学会雑誌. 39 94特別. 44 (1995)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 山縣 徹哉: "モーションキャプチャーによる口腔・顔面の調音運動の3次元解析" 日本補綴歯学会雑誌. 40 95特別. 90 (1996)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 望月美佳: "歯列を含むダイナミックパラトグラフィーとソナグラムの同期解析" 日本補綴歯科学会雑誌. 40 96回特別. 44 (1996)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 望月美佳: "歯列を含むダイナミックパラトグラフィーによる文章発音中の解析" 日本補綴歯科学会雑誌. 41 98回特別. 81 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 張仁彦: "3次元多点動作解析システム(VICON370)よる口腔運動の計測その1. 調音運動" 日本補綴歯学会雑誌. 3993特別. 110- (1995)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 張 仁彦: "多点動作解析システムよる口腔運動の計測" 日本補綴歯学会雑誌. 3994特別. 44- (1995)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 山縣徹哉: "モーションキャプチャーによる口腔・顔面の調音運動の3次元解析" 日本補綴歯学会雑誌. 4095特別. 90- (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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