研究課題/領域番号 |
08672258
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴理工系歯学
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研究機関 | 日本歯科大学 |
研究代表者 |
秋山 仁志 日本歯科大学, 歯学部・歯科補綴学教室・第1講座, 講師 (60231841)
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研究分担者 |
小林 義典 日本歯科大学, 歯学部・歯科補綴学教室・第1講座, 教授 (20095102)
志賀 博 日本歯科大学, 歯学部・歯科補綴学教室・第1講座, 助教授 (50226114)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1998年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1997年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1996年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 頭蓋下顎障害 / フランクフルト平面 / 咬合平面 / 咬合平面傾斜度計測システム |
研究概要 |
頭蓋下顎障害(CMD)患者における前頭面からみた咬合平面の傾斜度が頭蓋下顎障害の発症因子のひとつになるか否かを明らかにする目的で、まず前頭面からみた咬合平面の傾斜度を臨床の場で測定できるシステムを開発し、次いで開発したシステムを用いて正常者と頭蓋下顎障害患者における前頭面からみた咬合平面の傾斜度を計測した。 下顎左右中切歯切端と両側の第2大臼歯遠心頬側咬頭頂に接するように平面板Aを被験者の下顎歯列上に設定し、平面板Aと接する別の平面板Bを下顎歯列頬側面にクラッチで取りつけた。平面板Aをはずすことにより、中心咬合位においても咬合平面と平行な平面(平面板B)を口腔外に設定することができた。フランクフルト平面は、顔面頭部に固定したU字形の平面を眼下下縁と外耳道上縁を結ぶ平面と平行にすることにより設定することができた。 被験者に咬合平面とフランクフルト平面の両平面を構成する装置を装着後、咬合平面を構成する平面板に3個のLED、フランクフルト平面を構成する平面板に3個のLEDを付着し、6個のLEDの3次元的位置座標から、フランクフルト平面を基準にした場合の前頭面からみた咬合平面の傾斜度を算出できるシステムを開発できた。 開発したシステムを用いて正常者50名とCMD患者30名における前頭面からみた咬合平面の傾斜度を算出した結果、正常者では平均が1.42度で小さかったが、CMD患者では平均が3.64度であり、正常者よりも著明に大きく、両群間に高度な有意差が認められた。 これらのことから、CMD患者における前頭面からみた咬合平面の傾斜度がCMDの発症因子のひとつになる可能性が示唆された。
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