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歯科インプラントの交合圧による応力分布に伴う、3次元有限要素法の有用性

研究課題

研究課題/領域番号 08672346
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 外科系歯学
研究機関朝日大学

研究代表者

兼松 宣武  朝日大学, 歯学部, 教授 (40076097)

研究期間 (年度) 1996 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1998年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1997年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1996年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード3次元有限要素法 / 歯科インプラント / 応力分布 / ストレンゲージ / 骨の改造 / 組織学的検索 / インプラント / 咬合圧 / ラベリング法 / 石灰化 / 三次元有限要素法 / 歯科用インプラント
研究概要

インプラントならびに周囲の顎骨にかかる応力の分布状態を、3次元有限要素法で検索した.さらに成犬顎骨に植立したインプラントについて、咬合カによる応力の分布を顎骨表面に貼付したストレンゲージを用いて計測するとともに、組織標本を作成して波及した応力に伴う顎骨の反応を検索した.これらにより、3次元有限要素法により、インプラントにかかる応力分布を、どの程度正確に予想することが可能であるかについて検索した。3次元有限要素法を用いて咬合圧負荷に伴う、インプラントおよびインプラント周囲の顎骨に波及する応力分布は、ヒドロキシアパタイトインプラントの場合、インプラント頚部と緻密骨に集中する所見が得られた。チタンインプラントでは、インプラント体底部に集中し、そこから海綿骨に及ぶことが判明した。成犬の顎骨に植立したインプラントに対する、応カの波及はヒドロキシアパタイトインプラントの場合、インプラント体の頚部附近の緻密骨に集中している。チタンインプラントにおいては、底部から海綿骨に波及した。組織学的所見において、ヒドロキシアパタイトインプラントでは、頚部附近に接合する緻密骨において、骨の改造現象が著明に見られた。チタンインプラントでは、底部附近から海綿骨にかけて骨の改造現象が発現している。これらの検索により、3次元有限要素法を用いて、植立したインプラントならびに顎骨に波及する応力を推測し、それにより惹起される顎骨の改造現象を推察することが可能であることが判明した。

報告書

(4件)
  • 1998 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1997 実績報告書
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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