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障害者歯科における院内感染防止のための唾液による抗原抗体検査について

研究課題

研究課題/領域番号 08672369
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 矯正・小児・社会系歯学
研究機関広島大学

研究代表者

三宅 雄次郎  広島大学, 歯学部・附属病院, 助手 (40174148)

研究期間 (年度) 1996 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1996年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード障害者歯科 / 感染症 / 院内感染 / 唾液 / オラシュアー / 血液検査 / 唾液採取器具
研究概要

院内感染防止の感染源対策として、感染症の実態を把握し、保菌者の発見に努めなければならない。そこで、安全で、簡単で、患者にも抵抗なく、素早く、どこでも、検査材料としての唾液(主に口腔粘膜浸出液)を採取することができる、唾液採取器具(オラシュアー【.encircled?.】R【.encircled?.】)を用いて、感染源の検査を行った。
1. 対象
広島大学歯学部附属病院特殊歯科総合治療部障害者歯科治療室に受診中で、研究に承諾して頂けた障害者
2. 方法
オラシュアー【.encircled?.】R【.encircled?.】により唾液採取を行い、SRLラボに検査を依頼する。
3.結果
唾液による検査から、HBs抗原は、0.3、0.7、4.9、8.2、40.5、132.9、273.9、361.9、HBs抗体は、0.3、0.3、0.4、0.4、0.4、0.5、0.5、0.7、HCV抗体は、0.1、1,2、1.5、HTLV-1は、5未満の値を示した。
唾液による検査は、末梢血液によるものより低値を示した。
今回、血液検査において陽性を示したものの数が非常に少なかった。そのため、唾液による検査から出てきた結果で、検査項目の基準値を作成するまでには至らなかった。
今後は、上記唾液採取用キットの使用により、唾液による検査の症例数を更に増やし、障害者歯科における感染症の実態の把握、および基準値の作成を行っていきたい。

報告書

(4件)
  • 1998 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1997 実績報告書
  • 1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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