研究課題/領域番号 |
08672389
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児・社会系歯学
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研究機関 | 東京歯科大学 |
研究代表者 |
宮崎 晴代 東京歯科大学, 歯学部, 助手 (30174163)
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研究分担者 |
茂木 悦子 東京歯科大学, 歯学部, 講師 (50147253)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
600千円 (直接経費: 600千円)
1998年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1997年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
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キーワード | Orthodontics / Retention / Relaps / Stability / Dental model / Palate / Three-dimensional analvzing system / Three-dimensional analyzing system / palate / 矯正 / リテンション / 治療後安定性 / 三次元計測 / レーザーディジタイジング / 重ね合わせ / 歯列模型 / 口蓋 |
研究概要 |
矯正治療は歯槽骨上で歯牙を適正な位置に移動させる歯科治療であるが、従来は治療前後及び保定後の歯牙移動の情報はX線及び模型の2次元的な距離計測から得るにすぎなかった。したがって平成8年度及び9年度はより詳細な歯牙移動を把握するために模型の3次元的な計測と重ね合わせの方法について検討を行い、平成10年度は具体例を発表した。3次元レーザーデジタイジングシステム(Surveyor)を用いて矯正治療前後の上顎模型の3次元計測を行った。咬合平面を基底面に平行に模型台の上に設置し、口蓋の正中に対してほぼ直角に0.3mmピッチで走査線を走らせ、歯牙および口蓋のデータを取り込んだ。重ね合わせには基準となる部位が重要であるが、第一口蓋すう壁以降の正中口蓋部は治療後も安定しているという報告や口蓋最深部から5〜6mmが変化が少ないという報告があることから、硬口蓋中央部に重ね合わせの基準をおいた。CAD/CAMソフト(Camand)を使用して治療前後の上顎模型を重ね合わせ面の差が最少になるようにするマクロを作成し重ね合わせた。また同様のデータに三次元データ処理解析ソフト(Surfacer)にて面を張りつけてから口蓋中央部の面で重ねたところよりビジュアルな像が得られた。平成10年度は東京歯科大学矯正学教室の卒後研修課程第1期生が治療した矯正治療後20年経過の歯列模型に応用し、歯牙の治療前、治療後、保定後20年の移動状況を視覚的にとらえた。結論としてレーザーディジタイジングシステムをもちいて治療前、後、保定後の模型の重ね合わせを3次元的に視覚的に表示する事は、これまでの2次元的な把握に比べ格段の情報を得られると考えられた。
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