研究課題/領域番号 |
08672429
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
入江 寛 長崎大学, 薬学部, 教授 (00025686)
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研究分担者 |
畑山 範 長崎大学, 薬学部, 助教授 (20143000)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1996年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | ザラゴジン酸 / スクワレン合成酵素阻害物質 / コレステロール低下薬 / 全合成 / ジヒドロキシル化反応 / ジビニルカルビノール / 立体選択的合成 / 不斉合成 |
研究概要 |
急速に高齢社会をむかえつつある現在、老人性疾患治療薬の開発は急務である。その中で、加齢に伴うコレステロールの蓄積は動脈硬化等の種々の重篤な疾病を誘発することから、非常に深刻な問題となっており、より有効なコレステロール低下薬の出現が待たれている。そこで、スクワレン合成酵素阻害に起因する強力なコレステロール合成阻害活性を持つザラゴジン酸類化合物の効率的合成法の開発を行い、真に有効なコレステロール低下薬の開発に繋がる基礎研究として貢献することを目的に、本課題研究を開始した。 平成8年度において、研究計画調書の研究計画欄に示した方針のもと、まず、本合成研究の基礎となるジビニルカルビノール誘導体のジヒドロキシル化反応について種々の基質を用いて検討し、そのジアステレオ選択性についての一般的傾向を調べ、この方法論がザラゴジン酸類化合物の合成に有効であるという確信を得た。現在、これまで得た知見をもとにザラゴジン酸類化合物の全合成を目指し検討中である。
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