研究課題/領域番号 |
08672698
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
看護学
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研究機関 | 宮城大学 (1997) 聖路加看護大学 (1996) |
研究代表者 |
太田 喜久子 宮城大学, 看護学部, 教授 (60119378)
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研究分担者 |
結城 美智子 宮城大学, 看護学部, 講師 (20276661)
南川 雅子 聖路加看護大学, 看護学部, 講師 (10255961)
粟生田 友子 聖路加看護大学, 看護学部, 講師 (50150909)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1997年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | せん妄 / ケアモデル / 高齢者 / アセスメント / ケアプラン / 急性期ケア / せん妄評価尺度 |
研究概要 |
本研究は、急性期治療を受けるために一般病院に入院している高齢者に起こりやすいせん妄様状態へのケアモデルを開発することを目的とし、一民間一般病院の看護婦である研究協力者とともに実施したものである。 平成8年度は、一民間病院におけるせん妄状態を来した患者についての実態調査(H7年度実施)のまとめと、看護婦によるせん妄への認識と行っているケアに関する質問紙調査を行った。患者への実態調査では、せん妄症状出現・消退要因を分析した。看護婦160名の調査結果から、せん妄患者へのケア要素には、安全の確保、コミュニケーション、観察、刺激、生活のリズムなどが含まれていた。看護婦への調査結果は、日本老年看護学会第1回学術集会において発表した(平成8年11月)。 平成9年度は、せん妄のアセスメント、ケアプランに関連する文献を詳細に検討し、患者の実態調査ならびに看護婦への調査結果に基づき、ケアモデルの内容と構成について検討した。「せん妄ケアモデル案」は、せん妄発症の有無の判別と、せん妄をもたらす原因の識別とそれへの対応の仕方を明らかにすることをめざして開発することにした。 「せん妄ケアモデル案」は、せん妄評価尺度、せん妄発生時のケア、せん妄の原因を判別するガイド、原因別ケア、予防のためのケアといった内容を含めた。さらに、モデル全体が、臨床の場でその時々の看護婦の判断と行為のガイドラインとなるような形式をとることにした。 ケアモデルの内容的妥当性を高めるために、実際にモデルを適用したケアを事例分析し、さらにせん妄治療の専門家と臨床の看護婦からモデルに対する評価を得た。これらの結果と新しい知見を加えてモデルの修正を行い、「せん妄ケアモデル」を作成した。
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