研究課題/領域番号 |
08672707
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
看護学
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研究機関 | 群馬県立医療短期大学 |
研究代表者 |
河原 加代子 群馬県立医療短期大学, その他部局等, 講師 (30249172)
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研究分担者 |
鈴木 庄亮 群馬大学, 医学部, 教授 (40010011)
細谷 克子 群馬県立医療短期大学, その他部局等, 助手 (50289815)
春山 早苗 群馬県立医療短期大学, その他部局等, 講師 (00269325)
後閑 容子 群馬県立医療短期大学, その他部局等, 教授 (50258878)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | コミュニティ・ミーティング / コミュニティ・アセスメント / コミュニティ・ダイアグノーシス / コミュニティ・エンパワメント / 住民主体 / 地域保健活動 / 独居老人 / コミュニテイ・ミーティング / 高齢者 / 障害者 / 介護者 / コミュニティ・ダイアグノ-シス |
研究概要 |
【目的】特定の地域に住む人々の健康問題をコミュニティ・ミーティングという手法を用いて明らかにすることである。さらに地域看護職の実施するリスク・アセスメントによる健康問題のとらえ方との比較を通して、住民が、自らの健康への関心を高め、健康の保持増進のために主体的な行動ができるような地域看護職の関わりを検討することである。【方法】対象は群馬県前橋市の幸塚町、上沖町、下沖町の3地区の住民を対象とし、各地区のアセスメント及びコミュニティ・ミーティングを実施して地域住民との関わりを中心に3年間の縦断的な質的量的データを収集した。【結果】健康をテーマとした3年間の縦断的な関わりの過程において、コミュニテイ・ミーティングという手法は住民の健康意識を高める上で有効であった。コミュニテイ・ミーティングという場を設けて地域看護職が収集した情報を提供しながら、住民同士が話し合うことによって、それぞれの地域の健康問題や個々人の健康に対するニーズとその関連要因が明らかになった。また住民自身が自らの住む地域を語ることで、地域の健康を自分達の問題として新たに認識することが可能となった。今後はこの研究で得た様々な角度からの質的量的データをさらに分析検討し、地域に生活する住民の「住民主体」の健康問題を把握し生かしていくための地域保健活動の枠組みを作成していく計画である。
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