研究課題/領域番号 |
08680015
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
家政学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
近藤 孝晴 名古屋大学, 総合保健体育科学センター, 教授 (20135388)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1998年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1997年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1996年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 腸内醗酵 / 呼気中水素 / 日内変動 / 性周期 / 黄体期 / 小腸通過時間 / α-グルコシダーゼ阻害剤 / 食物繊維 / インピーダンス断層法 / 胃電図 / 胃排出 / 月経 / 牛乳不耐症 / 消化器症状 / オリゴ糖 / 小腸輸送機能 / CCK |
研究概要 |
本年度は研究総括を行った。本研究で得られた主な成果は以下の通りである。 1. 腸内発酵と消化器症状に関する基礎的検討 消化管輸送機能の検討 胃排出;インピーダンス法が有用であると考えられた。 小腸通過時間;呼気中水素濃度の測定を用い、液体食(牛乳)、固形食を考案、その有用性を確立した。 大腸通過時間;マーカー法が有用であると考えられた。 腸内発酵の測定 呼気中水素の濃度測定で可能であった。 2. 腸内発酵を受けやすい日常的な食物の特定 いも類とくにジャガイモ、豆類、野菜類とくにとうもろこし、果実類、乳、乳製品で腸内発酵が増加した。 3. 市販食物繊維飲料の腸内発酵の程度を明らかにした。 4. 高齢者より若年者の方が腸内発酵が盛んであった。 5. 腸内発酵に日内変動があった。 6. 運動時の消化器症状には腸内発酵の関与が少なかった。 7. 性周期により腸内発酵の変動は見られなかった。一方、小腸通過時間は黄体期に短縮した。 8. α-グルコシダーゼ阻害剤は腸内発酵を増大するが、薬剤を継続投与するにつれ、腸内発酵の程度が軽くなった。
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