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住居における快適な環境要素と電磁波に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08680020
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 家政学
研究機関広島大学

研究代表者

岩重 博文  広島大学, 教育学部, 教授 (20034390)

研究期間 (年度) 1996 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード電磁波 / 環境汚染 / 環境要素 / 快適性 / ベキ法則 / 電界 / 磁界 / ガイドライン / 防護指針 / 基準騒音レベル / 基準照度 / ME法 / ベキ指数
研究概要

私たちの住生活は,住居内と住居外との生活に大きく分類される。ここでは,主として住居内の生活における快適性について研究を行った。住居内は近年特に,住居設備機器によってかなり人工的な環境が創られており,これらが人体におよぼす影響については未知の部分が多い。本研究では,家庭生活なかでも家事労働を軽減してくれる家庭電気製品や日常生活に不可欠な通信手段となっている携帯電話やパーソナルコンピューターなどの発生する電磁波などについて詳細に測定し,目に見えない環境汚染の源である家庭電気製品の使用法について今後の留意点を検討した。また第2の課題として,室内の環境を構成している音・熱・光・湿気などの環境要素の適切な調整により快適な住環境を創造することを目的とした。具体的には音環境・温熱環境・光環境を取りあげ,この3種類の環境要素の組み合わせにより快適な室内環境の条件を見いだそうとするものである。
電磁波の課題については,日常生活でごく普通に使用されている家庭電気製品から相当量の電磁波が放出されていることが確認された。このため,電気カーペットやシェイバーのように身近で使用するものについては使用時間をできるだけ短くする。また,電磁調理器などは食卓上で使用せず,むしろ,調理台の上で使い身近で使用しないことが重要である。
第2課題の室内環境要素の研究においては,室内の照度変化および騒音レベル変化の人体への感じ方が,それぞれ室内温度の変化により異なっていることが,本実験で確認された。これらより室内の環境設計においては,温度感覚が重要な役割を果たしており,今後の室内設計において重視する必要がある。

報告書

(3件)
  • 1997 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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