研究課題/領域番号 |
08680056
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
家政学
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研究機関 | 昭和女子大学短期大学部 |
研究代表者 |
三ツ井 紀子 昭和女子大学短期大学部, 助教授 (40106092)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1996年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 靴 / 靴下 / 靴内気候 / 着用実験 / 発汗感覚 / 濡れ・湿り感 / 温冷感覚 / 快適感覚 |
研究概要 |
1 目的 人体からはたえず熱と水分が生じるほか歩行・運動などにより発汗を生じ、靴内は高湿度になるため、靴内気候と快適性を調べることは重要である。日常着用する靴や靴下を用い、人工気候室において運動負荷による着用実験を行い、素材別の靴と靴下の各種組み合わせについて比較検討する。 2 方法 靴として革靴および布靴を用い、靴下として綿100%ソックスおよびナイロンストッキングを用いる。人工気候室において、裸足、ソックスのみ、ストッキングのみ、および靴下と靴の各種組み合わせについて、被験者(20歳前後の女性7名)による着用実験(入室後30分間安静、6分間運動負荷、45分間安静)を行う。温度湿度センサ装着部位は、足底および足指間で、皮膚上および靴と靴下間とし、環境および靴内の温度湿度、心拍数、口腔温を測定し、被験者の主観的感覚(発汗感覚、濡れ・湿り感、温冷感覚、快適感覚)との関係について調べる。試料の物理的性能測定結果も考慮し検討する。 3 結果 2種の靴間、および測定部位間には、温度湿度および主観的感覚に違いがみられた。靴のみ着用の場合が特別な動きを示し、発汗や不快感を強く感じており、特に布靴は著しい傾向を示した。靴内気候および各種主観的感覚の結果より、直接靴を履かず、靴下を履くほうが良いことがわかった。ソックス着用の方が、ストッキング着用より、温度湿度は高い傾向があるが、快適感覚など主観的感覚では逆となっており、ソックス着用の効果がみられた。靴内の温度湿度は運動終了後高かったにもかかわらず被験者の主観的感覚は低下していた。
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