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A.ヴェゲナーの大陸移動説の形成過程の科学史的研究

研究課題

研究課題/領域番号 08680077
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 科学技術史(含科学社会学・科学技術基礎論)
研究機関法政大学

研究代表者

谷本 勉  法政大学, 第二教養部, 教授 (40171863)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1996年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードA.Wegener / 大陸移動説
研究概要

1.OCR(光学式文字読み取り装置)の導入によって、A.Wegenerの基本文書のデータベース化をはかり、一定の成果を上げた。個人レベルから公共の資源となるように努力を続けて行く。
2.A.Wegenerの伝記的な基礎的分析を一応終えた.さらに現在、比較検討のために、複数の伝記的史料の分析を進めている。
3.A.Wegenerは大陸移動説の生みの親としてよく知られている割りには、伝記的なことをはじめとして、研究はあまり進んでいない.研究者の情報交換もほとんどなされていない.インターネットを通じて、客観的状況は画期的に改善されてきているので、今後急速にA.Wegener関係のデータは増大するであろう.関連するWWWのサイトとしてhttp://geoclio.usm.edu/へのアクセスを開始した。
4.今年度の研究では、1912年1月6日のフランクフルトでの講演で発表された大陸移動説の,直接の形成過程を明らかにする証拠を得ることはできなかった.今後,ベルリン郊外、ノイルッピンの郷土博物館に所蔵されているはずの、A.Wegener関係の資料を入手することが急務となるだろう.ノイルッピンをはじめとして、A.Wegenerの資料の多くが、旧東ドイツ地区にあると思われるので、近い将来何らかの重要な資料が発見される可能性も、否定できない.今年度は少なくとも事態の展開に対応するための体制を整えることはできたと確信する。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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