研究課題/領域番号 |
08680107
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
体育学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
古田 善伯 岐阜大学, 教育学部, 教授 (30015854)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1996年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 高齢者 / 軽スポーツ / 運動量 / レクリエーション / 心拍数 / 運動強度 / 消費エネルギー |
研究概要 |
本研究は高齢者用軽スポーツ(グランドゴルフ、パタ-ゴルフ、ペタンク、フライングディスクゴルフ、ターゲットバ-ドゴルフ)の運動量を明らかにするため、60歳以上の高齢者を対象にして、消費カロリー、歩行数(以上カロリーカウンターで測定)、心拍数(ハートレートモニターで測定)及び主観的強度を測定した。結果を要約すると次のようになる。 1.1週間の消費カロリー及び歩行数を測定した結果、1日ごとの運動量(運動のみの消費カロリー)の平均値は男が175〜214kcal、女が168〜222kcalの範囲にあり、一方歩数の平均値は男が6370〜7750歩、女が7269〜9788歩の範囲にあった。また、1日の運動量及び歩数の個人差はかなり大きいことが認められた。 2.各軽スポーツの平均心拍数からみた運動強度は、パタンク=パタ-ゴルフ<フライングディスクゴルフ=グランドゴルフ<ターゲットバ-ドゴフルの順に高くなっていた。また、主観的強度は低く、各軽スポーツ間で明らかな差がみられなかった。 3.各軽スポーツの運動量及び歩行数を30分間当たりに換算して比較してみた結果、パタ-ゴルフ<ペタンク<ターゲットバ-ドゴルフ<グランドゴフル<フライングディスクゴルグの順で運動量及び歩行数が大きくなっていた。また、1日の消費カロリーの中で占める各軽スポーツの運動量の比率は高齢者の生活様式と関連することが推察された。 以上、本研究では軽スポーツの種目を一部変更して実施したが、高齢者用軽スポーツの運動量の相対差が明らかになった。
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