• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

欧米諸国における地法学の研究動向

研究課題

研究課題/領域番号 08680167
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 人文地理学
研究機関広島大学

研究代表者

森川 洋  広島大学, 文学部, 教授 (70040706)

研究分担者 作野 広和  島根大学, 教育学部, 講師 (50284146)
研究期間 (年度) 1996 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1997年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード地法学 / 地域 / 地域構造 / ロカリティ / 世界システム / 実在論地理学 / 構造化理論 / 伝統的地法学 / 地誌学 / 伝統的地誌学 / 社会的有用性 / 社会・空間関係 / 自然・社会関係 / ドイツ地理学
研究概要

本研究は,最近の欧米諸国の地理学研究において顕著にみられる新しい地誌学の研究動向を明らかにすることを目的としたものである。それは,森川がセンター長を努める広島大学総合地誌研究資料センターにおいても「地誌学はいかにあるべきか」が今日とくに重要課題をなしているところから,平成9年度にセンター助手を務めた作野と森川とが共同して,この問題に取り組もうと企図したことによる。しかし,新しい地誌学の進展には各国ごとにそれぞれかなりの差異があり,すべてが同じ速度でもって同一の方向に向かっているわけではない。したがって,欧米諸国の地誌学の研究動向を明らかにするためには,主要諸国の動向を個別に検討する必要がある。森川は,1996年度には実用性が強いドイツの地誌学の研究動向を検討し,1997年度にはイギリスを中心として英語圏諸国において1980年代に再興された新しい地誌学の動向を検討したが,主要国の1つに数えられるフランスについては手つかずの状況にあり,今後の研究が残されている。一方,作野は今年度伝統的地誌学と新しい地誌学の中心的概念の差異について研究を行い,ある程度の成果をえた。作野はオランダ地理学動向に関心をもっており,今後研究を進める予定である。以上のように,森川・作野の研究はなお研究途中ではあるが,ある程度の成果を収めており,従来わが国では検討されなかった問題に若干の貢献しうるものと考える。

報告書

(3件)
  • 1997 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 森川 洋: "英語圏諸国における人文地理学の研究動向-地誌学を中心として" 総合地法研研究叢書. 32. 1-76 (1998)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Research Trends of Human Geography in English-speaking Countries With Special Reference to Regional Geography: "Research Center for Regional Geography, Hiroshima University Special Publication" 32.

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 森川 洋: "英語圏誌図における地理学の研究動向-地誌学を中心にして" 総合地誌研研究叢書. 32. 1-76 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 森川 洋: "ドイツにおける地誌学の研究動向" 地誌研年報. 6. 15-50 (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi