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理科における到達度と表現能力との関連に関する分析的研究

研究課題

研究課題/領域番号 08680217
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 科学教育
研究機関国立教育研究所

研究代表者

猿田 祐嗣  国立教育研究所, 科学教育研究センター, 室長 (70178820)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1996年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード理科 / 到達度 / 表現能力 / IEA / 国際数学・理科教育調査 / 論述形式問題 / 用語
研究概要

1 研究の目的
IEA(国際教育到達度評価学会)のプロジェクト「第3回国際数学・理科教育調査」の理科の論述形式問題の詳細な分析を行うことによって,児童・生徒の理科における表現力と選択肢形式問題の到達度との関連を明らかにした。
2 研究の方法
第3回国際数学・理科教育調査において小学校3・4年生と中学校1・2年生に対して実施した理科の論述形式問題のうち,小・中共通に出題された5題の中から1題を選び,さらに小学生だけ,あるいは中学生だけに実施された1題ずつを選んで,小・中とも各2題を分析対象とし,記述内容をそのまま入力した。各問題を分析する際の観点は,解答状況,記述文字数,使用用語,および解答と使用用語との関連についてであった。
3 結果及び考察
論述形式問題により傾向は異なるが,解答の正答率は上学年が下学年を上回っている。また,小・中共通問題では学年とともに正答率は順調に伸びている。解答の記述文字数については,上学年が下学年よりも多い傾向にあり,また女子の方が男子よりも多い傾向がある。使用用語については,解答の正・誤により使用している用語に違いがみられる。特に,キーワードとなる用語における差がみられた。解答と使用用語との関連を調べるために,解答を目的変数,用語を説明変数とする重回帰分析を行ったところ,各問題とも上述のキーワードの説明率が高く,解答の変動に大きく寄与していることが明らかとなった。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 猿田祐嗣ほか3名: "論述形式による理科問題に対する小・中学生の解答" 日本科学教育学会年会論文集. 第20巻. 125-126 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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