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高齢者のコンピュータネットワークにおける情報活用に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 08680223
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育工学
研究機関東京大学

研究代表者

柴若 光昭  東京大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (90107467)

研究期間 (年度) 1996 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード高齢者 / パソコン通信 / 情報教育 / コンピュータ / 質問紙調査 / ログ分析
研究概要

本研究においては「高齢者が現代情報化社会の中で、健康安全に関する情報など必要とされる情報をコンピュータなどの情報機器を活用して有効に得るためには、どうしたらよいか」と言うことについて、主として以下の2つの方法により検討した。
(1)高齢者予備軍とも言うべき人々の意識を知るために、1996年7月に、大手企業の中高年の勤労者約1100名に、留め置き法による質問紙調査を実施した。そのなかで「情報化社会等に関する意識(自由記述)」と、コンピュータ、パソコン通信等への接近度、コンピュータイメージ、健康度、健康観、健康情報・安全情報とそのアクセス、生きがい、交友関係などに関して調査した。主な結果としては、コンピュータを「仕事の上」では「毎日使う」のは女性の方が男性より多く、30代、20代の人が多く、事務職が多かった。「使わない」のは男性、10代と50代の人、生産現場職の人が多かった。「家庭でのコンピュータ利用」については、職種、年代別によって、大きな差がみられた。家庭でのコンピュータ利用頻度の高い研究開発職はコンピュータが好きな人が多く、コンピュータを全く使わない頻度の高い生産現場職はコンピュータが嫌いな人が多かった。
(2)パソコン通信ネットワークのシニアフォーラムのログ分析
ニフティーサーブのメロウフォーラムなどの高齢者向けフォーラム(シニアフォーラム)について、その活動の特色を会議室の発言等の分析により検討した。今回は特に健康関連の発言を分析したが、一般には健康関係の関心が高いこと、しかし薬草のことなどは高齢ネットワーカーでもほとんど関心を持たれず、話題提供者が離れることなどが明らかになった。

報告書

(4件)
  • 1998 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1997 実績報告書
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 柴若光昭: "学校健康情報とコンピュータネットワーク" 体育科教育. 44・14. 120-122 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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