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英語学習において日本人学習者が用いる学習方略の調査票開発とモデル構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08680226
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育工学
研究機関上越教育大学

研究代表者

北條 礼子  上越教育大学, 学校教育学部, 助教授 (50199460)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
キーワード学習方略 / 英語科教育 / 語学教育
研究概要

1 日本人EFL学習者の英語学習における学習方略の調査票の開発について
日本人EFL学習者が外国語(英語)を学習するときに用いている学習方略を調査するための調査項目を選定するため、欧米で開発された英語学習における学習方略の調査項目50項目(Oxfordのthe Strategy Inventory for Language Learning(SILL)Ver.7.0(ESL/EFL))と著者による先行研究の結果を参考に選択した項目19項目、その他著者の考案した項目などを加えて合計100項目を対象に、日本人が対象者である場合に適当であるかどうかを確認した。1996年4月に国立大学1年生計189名を対象に調査を実施し、因子分析により検討した。その結果5因子が抽出され、それぞれ因子負荷量の多い順に4項目ずつを選び、最終的に計20項目を選択した。
2 日本人EFL学習者が英語学習において用いている学習方略について
1997年7月に公立高校3年生151名を対象に本調査を実施し、最終的に学習方略として4因子を抽出した。つまり、「因子I:コミュニケーション志向、因子II:積極的心構え、因子III:英文学習、因子IV:英単語学習」である。これら4因子は日本人を対象とした先行研究においても報告されているように(Watanabe,1991)、欧米での研究結果とは異なる結果であった。本研究でも参考とした欧米でESL/EFS学習者を対象とした英語学習における方略を測定するために、Oxfordにより開発された調査票SILLが基づいている分類とは完全に一致していなかった。むしろ、Oxfordの6分類のうち特に認知方略とメタ認知方略が組み合わされて、それぞれの4因子が成り立っていることが明らかになった。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 北條礼子: "日本人EFL学習者の学習方略に関する研究(1)" 上越教育大学研究紀要. 16・1. 185-196 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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