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可視化機能を利用した概念形成・知識の再認識支援の研究-電気磁気学を対象として-

研究課題

研究課題/領域番号 08680247
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育工学
研究機関福井工業高等専門学校

研究代表者

藤原 正敏  福井工業高等専門学校, 電子情報工学科, 教授 (80042977)

研究分担者 澤井 達夫  福井工業高等専門学校, 電子情報工学科, 教授 (20026131)
研究期間 (年度) 1996 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1997年度: 100千円 (直接経費: 100千円)
1996年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード知識表現 / 情報の可視化 / 概念理解支援 / 知識の再認識 / 概念形成 / 電気磁気学 / 知識獲得
研究概要

概念形成および種々の知識の再認識の支援に、情報の可視化が利用される。
電気磁気学を学ぶ上で非常に重要な基礎概念である「電界」、「電位」は、直接目に見えるわけでなく、抽象的で仲々理解しにくい。本研究では、これらの概念の理解を支援するための知識ベースの作成と「電界」、「電位」の可視化を行った。
諸概念・知識は各々が独立して存在するものでなく、ある関係で結ばれている。また、「理解」は、個々の具体的事例から一般的な理解へと進む「帰納的な理解」と、抽象的なおぼろげな理解から個々の事例を通して、より深い理解へと進む「演繹的な理解」があると考えられる。従って、知識表現をフレーム形式で、階層的に表現し、学習者の理解に応じて、学習者モデルに反映させる構成にした。
これらの概念の定性的な理解を支援するために、1〜3個の正または負のある整数比をもつ電荷を対称的に配置した各々の場合の電界および電位をソフトウェアツールAVSにより可視化した。電界は、ベクトル量に応じた矢印や指力線で、電位は、大きさに応じたカラーマップで出力し、学習者は注視点を変えることにより、その場をマクロ的にもミクロ的にも捉える事ができる。
今後の主たる課題は、
1.認知実験に基づいた知識表現と学習者モデルの構築
2.1.の結果を踏まえた情報の可視化
3.1.の結果を踏まえた可視化された情報の提示方法の検討 である。

報告書

(3件)
  • 1997 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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