研究課題/領域番号 |
08680272
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
皆川 興榮 (皆川 興栄) 新潟大学, 教育学部, 教授 (20006753)
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研究分担者 |
武田 敏夫 千葉大学, 教育学部, 教授 (20009517)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1997年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | ライフスキル / トレーニング / プログラム / ディベート式ロールプレイ / 教師 / ディベート / ロールプレイ |
研究概要 |
以下の3点に要約される。 1)ライフスキル教育・トレーニングプログラムのための教材作成(VTR) 教師トレーニングに必要とされるトレーナー用教材としてディベート式ロールプレイ法を中心としたVTRの作成を行った。内容は共感的理解を中心に述べたもので、教育技術を詳しく映像化し、解説を加えたものである。これは、本研究において新しく開発されたもので、ただいま論文作成中である。 2)スキル・トレーニングプログラムの作成 現在まで収集した諸外国の関連資料を参考にライフスキルトレーニングプログラムを作成した。主なスキルとして共感性、意志決定、コミュニケーション、ストレスマネジメントとした。 各スキルトレーニングで共通することは、アイスブレーキング→ミニレクチャー→グループワーク→シェアリングである。そこに各スキル特有の内容が組み込まれることになる。 3)介入研究のデータの分析・検討 (1)コミュニケーションスキル・トレーニングのプログラムの実際 教員志望学生を対象に、コミュニケーションスキルについて実験的に介入研究を実施し、データ収集した。 (2)コミュニケーションスキル・トレーニングの教育効果に関する検討 現職の健康教育指導者(養護教諭,保健婦など)を対象に、コミュニケーションスキル・トレーニングを実施した。我が国ではこのようなスキルトレーニングがなかったこともあって、参加教師に大きな動機づけとなった。 (3)意志決定、コミュニケーション、ストレスマネジメントの各スキルの介入研究 3スキルについて、現職教師に対してワークショップ形式でスキルトレーニングを実施し、データを分析検討した。その結果、改善する部分があったが、受講教師に全体的には大きな動機づけとなった。
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