研究課題/領域番号 |
08680281
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
関根 清 岐阜大学, 教育学部, 教授 (10092941)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1997年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1996年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | 生活の知恵 / 経験則 / 価値観の変革 / 社会科における環境教育 / 発想の転換 / 限界許容量 / 社会科とは / 価値観 / 教材開発 |
研究概要 |
第二次世界大戦以来、先進国の人々は化石燃料や他の資源を大量に消費している。それ故、人間活動が地球環境の悪化をもたらしたといえる。 地球環境が人間の浪費(使い捨て経済に支えられた価値観と美徳とする)に支えられた日常生活によって破壊されつつあることは明らかな事実である。大量の使い捨てに支えられた、このような浪費生活を継続させることは不可能であり、環境問題の克服や地球環境の保全のためには日常生活のスタイルや価値観の変革が不可欠である。 本研究では、(1)新しい生活スタイルと価値観についての具体的試案と方法を提案すること と、 (2)生活の知恵としての具体的事例 を提示する。 第二次世界大戦以来、人口は都市とその周辺地域に集中している。今日、都市域においては人口の過剰化が明らかである。日常生活の利便性を追求するために都市とその周辺地域に人口が集中する。そして、自然環境に適応することを忘れてしまっている。 生活の知恵をとりいれた社会科の教材開発を促進することは社会科にとっては重要で不可欠な要素である。社会科における環境学習のための教材開発は人間かつ自然環境に適応している現象に限定して行うべきである。 都市は公害の源泉であり、都市や都市生活を環境学習の教材とすることは適切ではない。
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