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英語コミュニケーション能力の評価測定-個別・総合テスト分析的・総合評価について-

研究課題

研究課題/領域番号 08680285
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教科教育
研究機関筑波大学 (1998)
静岡大学 (1996-1997)

研究代表者

望月 昭彦  筑波大学, 現代語現代文化学系, 教授 (30219969)

研究分担者 山田 登  静岡産業大学, 国際情報学部, 教授 (90210468)
研究期間 (年度) 1996 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1996年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードコミュニカティブ・テスト / 個別項目テスト / 総合テスト / 分析的評価 / 総合評価 / クローズテスト / ディクテーション / コミュニケーション能力
研究概要

平成8年度にコミュニケーション能力、及びコミュニケーション能力を測定するテスト[CTと略]について、理論的研究を行った。平成9年度に、Weirの3部構成枠組に基づくCT[CTはスピーキング(Sと略)、ライティング(Wと略)、リーディング(Rと略)、リスニング(Lと略)の4種類]、個別項目テスト[基準参照テスト(CRTと略)]、総合テスト[書取(DICTと略)、クローズ(CLZと略)の2種類]の計7種類のテストを、3つの国立・公立中学校3年生計461名、及び5校の県立高校2年生274名に実施した。平成10年度に中学3年生について、369名のデータ(Sは106名)、高校2年生については、238名のデータ(Sは90名)を分析した。中学校3年生の分析結果の主なものは、次の通りである。
(1)CTの妥当性(内容妥当性、構成概念妥当性、併存的妥当性)について、S,W,R,Lの内容妥当性、構成概念妥当性は高い。併存的妥当性については、CRTとS,Wとの相関はかなりあり、R,Lとの相関は、高い。(2)評定者内信頼性について、Sの総合的評価は高く、Wはかなりあり、R、Lも高い。評定者間信頼性について、S、Wともに、総合的評価、分析的評価、伝統的評価いずれも低く、R,Lは、かなりある。(3)CLZとの相関について、SとCLZの相関は低く、W、R、Lとの相関は高い。DICTとの相関について、Sとは相関が低く、Wとはかなりあること、R,Lとは相関が高い。(4)分析的・総合的評価の相関について、S,Wともに相関が高く、T検定の結果、S,Wともに差がない。(5)学力上位群,学力中位群、学力下位群について、顕著に特徴が出たのは、下位群、次に上位群である。(5)伝統的評価と分析的評価の相関について、S,Wともに非常に高い。(7)CRT、DICT、CLZ、それぞれのテストの信頼性は、非常に高い。高校2年生についてもほぼ同様な傾向が出た。

報告書

(4件)
  • 1998 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1997 実績報告書
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (10件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (10件)

  • [文献書誌] 山田 登: "日本人のコミュニケーション能力養成法" 静岡学園短大研究紀要. 10号. 1-12 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 山田登,望月昭彦: "コミュニケーション能力とその評価" 静岡産業大学国際情報学部研究紀要. 第1号. 1-8 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 諏訪部真・望月昭彦・白畑知彦 編著: "英語の授業実践-小学校から大学まで-" 大修館書店, 300 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] YAMADA,Noboru: "How to nurture communicative competence of Japanese students" The Shizuoka Gakuen College Review. Vol.10. 167-178 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] YAMADA,Noboru: "Communicative competence and its evaluation" Research Bulletin of Shizuoka Sangyo University, Faculty of Communications and Informatics. Vol.1. 1-18 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] SUWABE,Makoto (Ed.& Co-anthored): Practice of English Lessons from Elementary Publishing Company Schools to Universities. Taishukan Shoten, 1-300 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 山田登,望月昭彦: "コミュニケーション能力とその評価" 静岡産業大学国際情報学部研究紀要. 第1号. 1-18 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 諏訪部真・ 望月昭彦・ 白畑知彦: "英語の授業実践-小学校から大学まで-" 大修館書店, 333 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 山田登: "日本人のコミュニケーション能力養成法" 静岡学園短大研究紀要. 10号. 1-12 (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 諏訪部真・望月昭彦・白畑知彦: "英語の授業実践-小学校から大学まで-" 大修館書店, 300 (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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