研究課題/領域番号 |
08680297
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
秋山 幹雄 広島大学, 教育学部, 教授 (70039212)
|
研究分担者 |
野上 智行 神戸大学, 発達科学部, 教授 (80127688)
藤井 浩樹 広島大学, 教育学部, 助手 (30274038)
|
研究期間 (年度) |
1996 – 1998
|
研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
|
配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
|
キーワード | STS / 化学教育 / 教材開発 |
研究概要 |
将来の学校教育においては、以下のようなことが避けられない重要な教育課題となるであろう。. (1) 生徒達を社会の目標にふさわしい行動がとれるような人間にすること。 (2) 社会で問題になっているテーマを詳細に把握しようとする態度を身につけさせること。 (3) そうした論争的問題を敵対感情をもって取り扱うのではなく、寛大なマナーで取り扱えるようにすること。 本研究では、上記のような3つの目標を達成するために、科学とその応用である技術の社会的意味を問題とするような化学教材を開発し、その試行と評価を行い、高等学校で使用可能な範例を提示した。その特徴は次のようになる。 1. 開発した化学教材は、合成高分子化合物の内容を中心とした。 2. 開発した化学教材には、(1)化学や化学授業に対する生徒の興味・関心を促す、(2)内容相互の文脈を重視する、(3)生徒の活動の多様化が図る、という特徴を持たせた。 3. 研究協力校(広島大学附属福山中・高等学校、広島県立祇園北高等学校)において、開発した化学教材を用いて授業を行った。 4. 開発した化学教材の有効性を評価するために、(1)指導目標の達成度、(2)化学授業に対する生徒の意識や態度の変容、について調べる調査問題を作成し実施した。
|