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多言語対応自学自習用日本語教材のインターネット上での運用に関する実験的研究

研究課題

研究課題/領域番号 08680317
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 日本語教育
研究機関東京学芸大学

研究代表者

加藤 清方  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (20185838)

研究期間 (年度) 1996 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1997年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1996年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード多言語 / フォント / マルチメディア / 情報の流通 / 情報の共有化 / インターネット / 多言語対応 / 多言語環境 / 自学自習用日本語教材
研究概要

本研究では,日本語教育用教材における,(1)教育情報のデジタル化,(2)文字・音声・画像等,形式の異なる情報の一元処理管理システムの構築,(3)情報処理のインタフェイスの平易化,という視点からマルチメディア型日本語コースウェアのプロトタイプの研究開発を行うことと同時に,インターネットを通じた教育内容流通,情報の共有化を目的とした実験を行なった。本研究では,最近普及しつつあるAdobe社によって提唱されているPDF(Portable Document Format)に注目した。PDFファイルは例えば,組版ソフトウェア,PageMakeriよって綺麗なレイアウトを保ったまま保存でき,さらに音声,映像,図形などを付け加えることもできる。また,PDFファイルを読むための表示ソフトAcrobat Readerは現存の殆どのシステムに対応している上,無料で配布されている。したがって,PDFファイルで配布できれば,ほとんどの計算機で,綺麗なレイアウトのまま読んだり,印刷することができる。さらに,現在の主要なインターネットブラザ-がPDFファイルを直接表示できるようになっているので,ホームページにPDFファイルを載せておけば,世界中の誰からも簡単にアクセスできるようになる。このように,PDFファイルによるインターネット配布は可能かつ有望であることがわかった。多言語を含むファイルのインターネット配布方法についての試験研究は,日本語教育関連のみならず,純粋な計算機応用の側面からみても大変面白く,挑戦的な研究である。未解決の問題が山積みといってよい。実際に,PDF(Portable Document Format)を提唱し,PageMakerの開発元でもあるAdobe社さえ多言語使用についての言明を避けている。本研究の試みはその第一歩といえよう。実用化できれば,インターネットによる多言語・多文化の交流にさらなる拍車をかけるに違いない。

報告書

(3件)
  • 1997 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 加藤清方: "日本語教育におけるマルチメディア利用の現在と近未来" 文化庁月報. NO.339. 13-15 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 加藤清方他: "日本語事始(Korean Edition)-〓〓〓〓〓〓〓〓〓" (財)日本語教育振興協会, 112 (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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