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来日直後の日本語初級学習に必要なストラテジーのための自律的学習教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 08680320
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 日本語教育
研究機関熊本大学

研究代表者

梅田 泉  熊本大学, 留学生センター, 講師 (00281212)

研究分担者 マスデン 眞理子  熊本大学, 留学生センター, 講師 (60253712)
研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
キーワードマルチメディア / ハイパーメディア / ニーズ調査 / プロトタイプ / 教材開発 / ストラテジー / 自律的学習
研究概要

初級日本語学習者が来日直後に必要な日本語コミュニケーション・ストラテジーを、アンケートおよび面接によるニーズ調査によってあきらかにすること。そして、それに適した自律的学習環境を、ハイパーメディアによる教材開発によって実現することを目的とした。まず、ニーズ調査によって、来日直後の留学生は、郵便局、電話使用時、商店街、研究室、指導教官の家という場面で、挨拶する、買い物をする、電話する、自己紹介する、場所を聞く、などの行動をするときのためのストラテジーが特に必要であることが分かった。こうしたストラテジーが自習できる学習環境として、ハイパーメディアによる教材のプロトタイプを作成した。プロトタイプであり、まだ全ての場面を提供してないが、学習者は、自分の必要に応じて場面を選び、表現を聞きくことができる。この教材は、これだけで学習を完結させるものではなく、ここでの学習をきっかけにして、実際の場面で自律的に使用することを促すのが目的である。そのため、学習者が利用する可能性のある場所の写真を取り入れ、その場所に関係する情報も知ることができるようにした。学習者の興味や必要性に応じて、情報が得られるようにと考えたが、まだプロトタイプであり、現在のところ内容は限られている。学習者がこの教材によって学習し、その評価を待ってさらに完成に近づけたい。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 梅田泉: "日本語教材としてのマルチメディア開発-ハイパーメディアの視点から-" 熊本大学留学生センター紀要. 第1号. 1-16 (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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