研究課題/領域番号 |
08680325
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 同志社女子大学 |
研究代表者 |
丸山 敬介 (丸山 啓介) 同志社女子大学, 学芸学部・日本語日本文学科, 助教授 (60229614)
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研究分担者 |
河野 俊之 同志社女子大学, 短期大学部・日本語日本文学科, 専任講師 (60269769)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1998年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1997年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1996年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 日本語教育養成 / 日本語授業 / 授業分析 / 授業構造 / 日本語教授能力 / 実習指導 / 実習 / 授業観察 / 自己研修 / 相互研修 / 日本語教員養成 |
研究概要 |
1.実践的な教授能力を備えた日本語教師を育成するには、日本語指導を構成から分析し、その情報を提供することが必要であるとして、その分析観点および分析表のプロトタイプ作成を行った。ここでいう「構造」とは次の事柄を指す。 (1)授業の構造要素とその特性 (2)各授業構造要素間の有機性 (3)各授業構造要素の特性を具体化するものとしての指導技術、教具・教材 (4)以上の各項目の所与の条件下におけるバリエーション 2.日本語教育の実習授業を観察し、実習生が容易に改善できない問題として、以下の事項を明らかにした。 (1)コーラスなど、学習者全体で行う活動が多い。 (2)教師の発話や、教師→学習者という活動が多く、学習者同士の活動が少ない。 (3)文型や単語の意味の説明を十分に行う前に、文型の練習に入ってしまう。 (4)定着が十分になる前に次の活動に入り、しばらくしてまた同じ活動に戻る逆戻り現象が多い。 3.自己研修・相互研修を基本とした、タスク形式中心の実習指導書「日本語教育実習ハンドブック」の試作を試みた。
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