研究概要 |
1.アンモニアセンサ,一酸化炭素ガスセンサ,窒素酸化物センサの各出力を可燃性ガスセンサの出力で割った値(NDV)によりガス状室内空気汚染物を同定した。 2.日常時の室内空気汚染度を推論し,測定した空気汚染度と比較ができるシステムを発展させ,信頼度を向上させた。また,外乱にも耐え得るようにした。 3.4種類の酸化スズ系ガスセンサに周波数解析法を用いて,人間の就寝中の特性を明らかにした。 4.複数の酸化スズ系ガスセンサを用いて,独居老人が平常時と同じパターンで活動しているかどうかを検知するシステムを開発した。 5.ガスセンサの出力応答信号から抽出した駆動信号を用いて,人間の振る舞い認知の可能性を示した。 6.6種類のガスセンサを用いて,家庭内で発生しやすい9種類のガス状室内空気汚染物を同定し,その内,危険なガスに対しては濃度まで出力するシステムを開発した。
|