研究課題/領域番号 |
08680449
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
TUIRNBU N Stephen John (TURNBULL Stephen John) 筑波大学, 社会工学系, 講師 (90240621)
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研究分担者 |
西條 辰義 大阪大学, 社会経済研究所, 教授 (20205628)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1996年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 多文化 / 実験経済学 / 実験システム / ソフトウェア国際化 / ソフトウェア多言語化 / 国際化されたソフトウェア / マルチリンガル化されたソフトウェア / 実験経済 / 異文化間 / 国際比較 / 分散経済実験システム / 散経済実験システム |
研究概要 |
最初にプロジェクトの目的は多分化の被験者が同じセッションへ参加する経済実験を実施することでした。まずマルチリンガル経済実験の開発・実施ができるコンピューター化された実験経済ラボラトリーが必要でした。一年度目の間にそういうハードウエアシステムの実現を行った。最初の実験システムは普通のWWWサーバーとPerl言語のCGIプログラムで実施した。ダイナミックなページが被験者のブラウザーに現れてその決定に必要な情報を知らせ、決定のためにフォームを使って決定の内容をサーバー機械に通信した方法でした。極めて簡単なゲーム(たとえ、「囚人のジレンマ」又は「独裁者ゲーム」)に適応であるが、連続市場や競売には遅すぎる。ムカデ・ゲームなどのマルチステージ・ゲームに邪魔となって実験の期間が長くなり、データの量が減ってしまう。C/C++などのコンパイラー言語に書きなおしても速さが上がらない。今Javaで被験者側の機械が自動的に市場などの情報を普通のWWWブラウザーで流せるシステムとともに経済実験専用ネットワーク・プロトコールを用いるシステムは開発中である。 ミクロソフト社のWindows環境は足りないと明らかになっている。ミクロソフトの「ビジュアル」言語は便利である(特にユーザの画面のデサインに)が、ネットワーク・プログラム開発にはかなり不便と分かった。そして多言語で開発実施には一言語+英語だけができるWindows環境上の翻訳などは面倒臭いである。これからPDS・OSのLinux(リナックス)を用いるシステムで開発を行う。Linuxはこの特徴を持つ:ネットワークの効率の高さとネットワーク開発の便利さの上にミクロソフトの主なプロトコールもできるし、XEmacsとyuditなどの多言語対応テキストエディタも使い可能し、GNUgettextなどの多言語プログラム開発のためのソフトも使える。
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