研究課題/領域番号 |
08680523
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
エネルギー学一般・原子力学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
高橋 修 京都大学, 工学研究科, 助手 (40127098)
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研究分担者 |
河野 益近 京都大学, 工学研究科, 教務技官
河原 全作 京都大学, 工学研究科, 助手 (10201451)
芹澤 昭示 京都大学, 工学研究科, 教授 (10027146)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1997年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1996年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 可視化 / 沸騰気泡 / 荷電粒子ラジオグラフィ / 金属管 / 高速度カメラ / 陽子線ラジオグラフィ / 沸騰 / 二相流 |
研究概要 |
高感度・高分解能の実時間陽子線ラジオグラフィ法を開発した。不透明流体が作動流体として、また沸騰容器が金属製の場合、通常の光学的手法によって沸騰気泡の可視化は困難である。このような場合の可視化法としてX線や中性子ラジオグラフィ法が試みられてきたが、現象が非常に高速で可視化は成功していなかった。本研究は、荷電粒子はエネルギーの終端で急激に減速する性質を使い、さらに荷電粒子であるために磁場及び電場で粒子の集束が可能であるために、陽子束を高めることが可能であるために、金属管及び光学的に不透明な磁性流体の沸騰気泡の可視化が出来る。さらに、陽子は中性子に比べて蛍光剤の発光強度が大きいために高速度ビデオカメラの使用が可能で、1000コマ/秒の速度で撮影を行った。また、荷電流子ラジオグラフィの基礎研究として、陽子とヘリウムの蛍光特性及び分解能を調べた。
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