• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

東南アジア産シロチョウ科蝶類の目録作成と生物多様性の保護に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08680614
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 環境保全
研究機関九州大学

研究代表者

矢田 脩  九大, 比較社会文化研究科, 助教授 (80038489)

研究期間 (年度) 1996 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1997年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1996年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード東南アジア / シロチョウ科 / 生物多様性 / 分類学 / タイプ標本 / 目録作成 / 自然史博物館 / Eurema属
研究概要

東南アジア地域産シロチョウ科の17属を対象とし、原記載、タイプ標本にもとづく分類学的研究を行った。
1.研究材料の収集・整理:まず、九州大学大学院比較社会文化研究科に収蔵されているEurema属をはじめとする多数のタイプ標本を含むシロチョウ科標本の作成・同定を進め、整理を行なった。手元にないタイプ標本については、できる限り完全な収集のため、大英自然史博物館をはじめ内外の主要な自然史博物館の所蔵標本、あるいは個人コレクション(Treadaway Coll.,Tsukada Coll.など)の借用・交換の依頼を行い、また標本が借用できない場合は、カラースライド、ラベル情報などを入手し、タイプ標本の情報のデータベース化を進めた。
2.系統分類・形態学的研究:成虫については翅脈、斑紋、雌雄交尾器などの他、鱗粉の電子顕微鏡による比較形態ならびにクチクラの微細構造の研究を行った。これらの結果から得られたデータから分類形質の再検討に基づく種、亜種の整理と正しい学名の適用を行った。
ベトナム(ハノイ)のチョウ類研究者Monastyrskiiとベトナム北部の蝶の目録作成に関し協力していくことになった。また、インドのチョウ類研究者GaonkarともインドW.Ghats地方の蝶の目録作成のプロジェクトに協力することにしており、ニルギリヒルズのEurema属の1種に新タクサが見つかり共同発表する予定である。なお、インドネシア、スマトラ島のアンダラス大学自然研究センターの招請をうけ、スマトラ島のシロチョウ科チョウ類の種多様性について共同研究を行う予定である(平成9年3〜4月)。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi