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ブロモドメインと相互作用する新規グローバル転写活性化因子の解析

研究課題

研究課題/領域番号 08680737
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 分子生物学
研究機関東京大学

研究代表者

山本 融  東京大学, 分子細胞生物学研究所, 助手 (10251480)

研究分担者 堀越 正美  東京大学, 分子細胞生物学研究所, 助教授 (70242089)
研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1996年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワードTATAボックス結合因子 / TFIID / 転写調節 / CCGl / ブロモドメイン / 転写因子 / クロマチン転写 / two-hybrid法
研究概要

ブロモドメインはグローバルに作用する新しいタイプの転写因子に広く含まれている構造ドメインで転写因子間相互作用に関わり、クロマチン転写などに働くものであると考えられている。一方、TFIIDはクロマチン転写に関わると考えられているもののどのような段階にどのように関わるかは明らかでないが、ここに示したブロモドメインをもつサブユニットCCGlを持つ。したがって、このブロモドメインを手がかりにTFIIDの持つクロマチン転写における機能的役割を明らかにする目的で以下の解析を進めた。
1)ブロモドメインと相互作用する新しいタイプの因子として単離した因子BCFの解析
ブロモドメインと相互作用する因子として単離したBCFの発現パターンを解析したところ、分化特異的、発生特異的に発現していることが明らかになった。また、それらの機能解析を進めるため、酵母において大量発現したところ、クロマチン転写が大きく変化するmatingを阻害することが示され、遺伝子のサイレンシング状態の解除に関与していることが示唆された。
2)ブロモドメインと相互作用する活性で単離した因子BCFと相互作用する因子の単離と解析
BCFの機能解析を進めるために、BCFの温度感受性変異株を得て、抑圧株を単離するという遺伝学的解析を利用している他、BCFと相互作用する因子をtwo-hybrid法により単離した。その結果、多くの未知因子の他にクロマチン関連因子が7種単離され、BCFがクロマチン転写において中心的な機能を担っていることが示唆された。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] T.Yamamoto & M.Horikoshi: "Cloning of the cDNA encoding a novel subtype of histone H1" Gene. 173. 281-285 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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