研究課題/領域番号 |
08680780
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 国立精神・神経センター |
研究代表者 |
藤沢 淳子 国立精神神経センター, 神経研究所・遺伝子工学研究部, 室長 (60209038)
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研究分担者 |
栗崎 知浩 国立精神神経センター, 神経研究所・遺伝子工学研究部, COE研究員
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1996年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | 細胞間相互作用 / 形態形成 / 分化 / 発生 / 膜タンパク質 / 筋形成 / メタロプロテアーゼ / ディスインテグリン |
研究概要 |
骨格筋は、筋芽細胞がそれを取り巻く細胞や細胞外基質との相互作用によって分化し、凝集、融合し、筋管を形成する過程である。我々は、そのような筋細胞相互作用に関わることが期待される遺伝子群メルトリンα,β,γ,をクローニングすることに成功した。これらは、受精にかかわる膜タンパク質ファーティリン(PH-30)とホモロジーをもち、メタロプロテアーゼ-ディスインテグリンファミリーに属する膜タンパク質である。本研究は、メルトリンの機能の解明を中心に、筋形成における細胞間および細胞基質間相互作用を探ろうとするものである。本年度は、次の様な研究の進展があった。 1)メルトリンの発現部位の解析 メルトリンα、β、γの発現をin situ hybridizationの手法を用いて、マウス胎児において検討した。いずれも、マウス胎児において、興味ある部位で一過的に発現することが見いだされ、形態形成において、特異的な役割を担いうることが予想された。 2)メルトリン遺伝子の遺伝子座の決定 マウスにおけるこれらの遺伝子座を決定している。そのうち、メルトリンβ、γ遺伝子に関しては、ほぼ決定することが出来た。同様の目的で、ヒトのメルトリン遺伝子のcDNAも単離した。 [今後の研究の展開について] 現在、メルトリンα、β、γ遺伝子欠損マウスを作成し、固体におけるこれらの遺伝子の機能を探ろうとしている。個体レベルの遺伝子機能の模索と同時に、細胞レベルにおける機能の解析、特に、インテグリンとの相互作用、細胞外マトリックスとの関わりについて検討していきたい。
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