研究課題/領域番号 |
08680819
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経解剖学・神経病理学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
大浜 栄作 鳥取大学, 医学部, 教授 (50018892)
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研究分担者 |
加藤 信介 鳥取大学, 医学部, 講師 (60194817)
下村 登規夫 鳥取大学, 医学部, 助教授 (00216136)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1996年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症 / 剖検組織 / パラフィン切片 / CAGリピート数 / 病理形態変化 |
研究概要 |
1.分子遺伝学的検索 歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症(DRPLA)13剖検例の各症例について、前頭葉のフォルマリン固定パラフィン包理切片を用いてDNAを抽出し、KoideらおよびNagafuchiらの方法に準じてPCR法の後、アガロースゲルおよび5%ポリアクリルアミド電気泳動法により、各症例のCAGリピート数を検索した。得られたCAGリピート数は55〜80にわたり、全例で増大していた。 2.病理形態学的検索 DRPLA13剖検例の各症例について、中枢神経系の肉眼的および組織学的病変部位と重症度を検索した。主病変部位である歯状核と淡蒼球およびその他の部位における組織学的重症度を、残存神経細胞数とグリオーシスの程度とから軽度(+)、中等度(++)、高度(+++)の3段階に区分した。 3.分子遺伝学的異常と病理形態変化の相関の有無についての検討 脳重量、脳幹萎縮、主病変部位である歯状核と淡蒼球、ならびにその他の部位の形態所見とCAGリピート数との間に一定の相関は認められなかった。
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