研究課題/領域番号 |
08680838
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
細野 隆次 金沢大学, 医学部, 教授 (40019617)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1997年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1996年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | UNC-18タンパク / Ceシンタキシン / UNC-64遺伝子 / UNC-13タンパク / シナプス伝達 / UNC-18 タンパク / Ce シンタキシン / unc-64 遺伝子 / unc-13 タンパク / Caenorhabditis elegans / unc-18 / 神経伝達 / シナプス / syntaxin / unc-13 |
研究概要 |
化学的シナプス伝達はシナプス小胞がシナプス前終末形質膜膜への結合、プライミング、融合そしてexocytosisからなる。この課程の制御機構を明らかにするため関与する遺伝子を同定し、分子性状を明らかにしつつある。本研究ではunc-64遺伝子について調べ次の結果を得た。 1。nuc-64遺伝子が変異すると、シナプス伝達が阻害され、運動性異常となる。 2。nuc-64遺伝子はsyntaxin homologをcodeする。この蛋白はC末に膜貫通領域があり、のこりの大部分はシナプス前終末に存在する。N末に3helical領域があり、他の蛋白と強い相互作用をすると推定された。 3。C.elegans syntaxinはUNC-18及びUNC-13と高親和性に結合する。その祭結合には、syntaxin全領域を必要とした。 以上からUNC-64がコードするC.elegans syntaxinはシナプス伝達では中心的役割をしていることが明かになった。
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