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細胞融合法による、視交叉上核内単一細胞種の不死化

研究課題

研究課題/領域番号 08680865
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 神経科学一般
研究機関横浜市立大学

研究代表者

篠原 一之  横浜市立大学, 医学部, 講師 (30226154)

研究期間 (年度) 1996 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1996年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード生物時計 / 視交叉上核 / 不死化細胞 / 細胞融合 / 神経芽細胞腫
研究概要

概日リズムをもたらす生物時計は、哺乳類では視交叉上核(SCN)に存在する。SCN細胞を神経芽細胞腫と細胞融合することによって不死化し、遺伝的、細胞生物学的性質の均一な細胞群(クローン)を得ることを目的に下記の実験を行い、結果を得た。(1)細胞融合法の確立:分散化したマウスのSCN細胞を、神経芽細胞腫と細胞融合するための条件を検討したところ、phytohemagglutinin-P(PHA)を含む培地に懸濁し、37Cで10分間incubationした後、ポリエチレングリコールを室温で作用させる方法が一番効率が良く、かつ細胞の生存率も高かった。(2)不死化神経細胞の獲得:上記方法で融合した細胞のみを、特殊な培地で選択したたところ、30コロニー得られた。(3)細胞のクローン化:得られたコロニーの細胞を低密度で培養し、染色体構成や細胞学的性質の均一な細胞群を7クローン得た。(4)継代による染色体数の変化の検討:得られたクローンを5世代、継代する間に染色体数は変化していった。ところが、10世代継代するとその後はあまり染色体数が変化しないことから、10世代継代後にもう一度クローン化することによって安定したクローンが得られることが解った。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Shinohara, K.: "Circadian Clocks and their Adjustment" Trends in Neuroscience. 19. 254-255 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] Shinohara, K.: "Circadian Organization and oscillatory coupling" Hokkaido University Press, 202 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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